オーチス AC-2 巻上機

オーチス AC-2 巻上機は、普通ではない！

いや！すべてが規格外と言っていいかも

独立系のメンテマンの多くは、オーチスを意味なく嫌っているが

何となくわかる気もするが、個人的には面白いです

例えば、巻上機　軸受はボールベアリングではない

言葉は違うかもしれないが、メタルベアリング？平軸受け？

10年以上工場で勤務していた私でも モーターの軸受にメタルは見たことが無い

赤丸したところが モーターの軸受部 注油用のデュプリケータ（注油器）が見える

このデュプリケータの油がなくなると潤滑不足になり焼き付く

では、この中がどうなってるか気になるでしょう

一部のみ のぞき見しましょう

どうですか？なんのこっちゃかわからんでしょう？？？

とりあえず　油だけで潤滑しているレトロなモーターである

もっとすごい機器もあるぞ！ ３Pリレー

油の力で リレーの接点がON－OFFする

全くもって感動ものです

自分で書いていて 一層不安をあおりそうな記事で笑いが止まらない

私も最初見た時は、何じゃこりゃーって感じでした

勿論 この機器は故障の王様クラスです。気を抜くと故障になる

半年注油を忘れると焼き付きます でも直ぐに直ります

注油して フライホイール側から無理やり回せばOKです。

これが現役で動いている現場はあるのだろうか？？？