我々の仕事は、エレベーターの保守・点検以外に故障修理も付きまとう
では、故障修理はどう立ち向かうか?って
図面や資料が完璧なら、誰でも???対応できそうだが
実際 独立系には、図面や資料は回ってこない!
勿論 メーカーに言っても提出してくれない 基本有料サポート
ではなぜ図面や資料があるのか?メーカーを辞めた人から流出
または、メーカーから独立系に転職した人の流出 ぐらいです。
それでも 完璧ではありません。ジャーなんで直せるの?
例えば 三菱は AC-2から基本的には変わっていないということです
オーチスもティアラ以降の回路はほとんど同じです
東芝だけが CV500から少し方向転換したような気がしますが?
でも個人的にですが エレベーターの故障って利用者の半分が勘違い
残り半分も8割がドアの故障です
だから故障に行く道中は、ドアの故障と思って行ってます
到着して ドアではないとわかったら、エラーコードを採取して 過去の事例を見ます
同条件のものがなければ、初めてこれは厄介かも?って感じで
最悪メーカー依頼になります(めったにないが)
メーカー依頼しても直せないメンテマンも多々います(金だけ取って逃げる)
基本メーカー依頼 完全に直るまで対応するのは フジテックだけです
なんか 話がそれたが、そもそもエレベーターを設計できないのに直せるか?
当たり前です。直せません!
まず 最初に電気回路の基礎 テスターの使い方から覚えてもらう
N = 120f/P もわからないのに故障は直せない
交流・直流・インバータ も知らないのも話にならない
アース・GND・FG 全部同じと思ったら大間違い
アースラインが外れてもエレベーターは動かない!
ある程度マスターしたら、AC-2の図面をCADで書いてもらう
次に 3停止のリフトの回路を考えてもらう
ここまで出来たら始めて故障対応ができる第一歩にさしかかる
もっとも何年仕事をしても図面すら読めないメンテマンがたくさんいます
もう プロ意識って言葉は、死語ですかね?
下図は、三菱AC-2の電気回路の一部 私がCAD化したものだが
リレーが直列で繋がっている??? 最初はアホが設計したかと疑った!
未だに意味不明だが.......
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